2018年 ダイヤモンド・プリンセス 夏祭り & 釜山クルーズ ( 7 / 7 ) [クルーズ]
いよいよクルーズも終盤。
この日、船は阿波踊りを見る為、
最後の寄港地、徳島県小松島市にある小松島港に入港しました。
夜に行われる演舞を鑑賞するツアーには既に申込み済み。
只、入港が朝の7時で、一日中船内にいるのも退屈なので、
一旦、出かける事に。
小松島港から、お祭りの会場の徳島市までは20km弱の距離。
シャトルバスは、夜しか運行がなかったので、
徳島までは電車を利用しました。
途中、のどか~な景色をながめつつ徳島駅に到着。
で、いきなりお昼ごはん。
・・・ラーメンです。
この時、阿波踊りをもじった阿波尾鶏という
ご当地鶏を食べてみたくて、
事前に徳島出身の方に美味しいお店を聞いたところ
「鶏はいいから徳島ラーメンを食え。」との事で
徳島ラーメンの魅力をアツく語ってくれたので、
鶏は止めてラーメンを食べる事に。
それがこちら。
テーブルの上には山盛りの生卵の入った籠が置いてあって
何と、自由にラーメンに入れて良いとの事。
2個入れたかったけど、スープの味が変わってしまいそうなので、
1個でガマンしました・・・。
そして、徳島ラーメンは・・・
ものすご~く美味しかったです。
濃い茶色のスープの色に負けない
濃厚な味で、生卵を入れるとコクが増してさらに美味。
徳島ラーメン、初めて食べたけど虜になってしまいました~。
地元の方が強く推すのも納得。
ほぼ、ラーメンだけ食べて船に戻り、
日が暮れてから、今度はシャトルバスで出直しました。
街中はどこも押すな押すなの大混雑。
昼間は閑散としていたのに
一体どこからこんなに人が集まって来たんだろう ?
と思ってしまう程の賑わいぶりにびっくり !
屋台も沢山出ていました。
こちらは冷やしキュウリ1本漬けの屋台。
かわいいカッパのイラストが描かれています。
同じカッパでも・・・
こっちはちょっとオドロオドロしい・・・。
調子にのって、こんなスナックを購入。
久々に美味しかったです。
そうこうしているうちに、演舞の時間が来たので有料演舞場へ。
既に大勢の観客が、演舞の始まりを
今か今かと待ちわびていました。
程なくお待ちかねの演舞スタート !
阿波踊りでは、同じ踊りを踊るグループの事を「連」といい、
それぞれのグループの名前の後ろに付けて呼びます。
( 例えば、グループ名が東京→東京連 )
踊りにも呼称があり、女性の踊りは「女踊り」
男性の踊りは「男踊り」
小学生以下の子供の踊りを「子供踊り」と呼ぶそうです。
それぞれの踊りに特徴がありますが、
一番華やかなのは、何と言っても女踊り。
綺麗な列に並んだ踊り子さんが一糸乱れぬ動きで
華麗に舞う様は壮観です。
加えて、踊り子さんの基本姿勢はこの様に
かなりハードな前傾・つま先立ち。
こんな格好で踊り続けるなんて
只々、尊敬・・・。
踊り子さんたちはヤットサーという
掛け声をあげながら踊りますが、音楽も自前。
さすがは400年の歴史を誇る阿波踊り。
エレキギターやスピーカーなんか使わなくても
十二分に華やかで賑やかです。
この日は寝るまでヤットサーという掛け声が
頭の中をぐるぐる渦巻いていました・・・。
※※※
その後、翌日の終日クルーズを経て
2018年8月15日、船は無事に横浜に入港。
出発前は、長いな~と思っていた12日間も
終わってしまえばあっという間。
それはそれは楽しい12日間でした・・・。
2018年 ダイヤモンド・プリンセス 夏祭り & 釜山クルーズ ( 6 / 7 ) [クルーズ]
最初に藁焼きです。
藁焼きといえば、高知。
高知といえば、よさこい祭り。
・・・という事で、この日は高知に入港しました。
ダイヤモンド・プリンセスが入港した8月12日は
よさこい祭りの最終日。
( 今まで見てきた他のお祭りと同様、よさこい祭りも
開催日が決まっていて、毎年8月9日から12日にかけて
開催されるそうです。)
これは、盛り上がりそう !
・・・というわけで、お祭りの前に腹ごしらえ。
どのお店も、ものすご~く混んでいたので、
サクッと ( でも、こんなに分厚い ) 藁焼きを食べて終了したのでした。
早速、目抜き通りに向かい
パレード見物開始。
こ~んなに大きな旗を女性が振り上げたり・・・
大音響で音楽を流しながらトラック
( 地方車 じかたしゃ というそうです ) が通ったり・・・
よさこいはとにかく派手。
踊っている人はみ~んなものすごく楽しそうなので、
見ているこちらも楽しい気分になります。
加えて、一糸乱れぬこの動き。
う~ん、お見事 !
小さな子供だけのグループもいました。
かわいい。
公園内に設けられたステージではよさこい全国大会開催中で、
全国から集まったよさこいのチームが踊りをお披露目中。
どこから来たのか分かりませんが、
こちらの皆さんもとても楽しそう !
きっと、この大会に向けて一年頑張って来たんでしょうねぇ~。
入賞しますように。
あっという間に日も暮れ、フィナーレに向けて
街中がさらに盛り上がってきました !
提灯を沢山釣り下げた派手な地方車上には沢山の人が。
一人の女性が手にトロフィーを携えています。
入賞したチームかな ???
( 後ほど、この、ほにやというチームは
2018年度よさこい大賞を受賞していたという事を知りました。
どうりで、トロフィーが大きくて立派なわけだ・・・。)
パレードは途切れる事無く続き・・・
ステージでの踊りの披露も続きます。
一体いつ終わるんだろう ? と思ってしまう程、
街を挙げて盛り上がっていたよさこい祭り。
今度は泊まりで来ても面白そうだな~と思いました。
2018年 ダイヤモンド・プリンセス 夏祭り & 釜山クルーズ ( 5 / 7 ) [クルーズ]
翌日の寄港地は釜山。
港からはシャトルバスで街の中心部へ。
街中には大きな海鮮市場があり、
沢山のお店や食堂が軒を連ねています。
市場は大通りを挟んで反対側にもつながっていてかなり大規模。
エリアごとに食品・生活雑貨・衣類など
ありとあらゆる品物を売っています。
一回りした後は、地下鉄に乗って移動。
こちらは、地下鉄利用時のマナー啓発ポスター。
イラストがなんだかコワいと思ってしまうのは
私だけでしょうか・・・。
駅を出て、ウォルマートのような
倉庫型のスーパーに行ってみました。
売っている物すべてが大容量で、
見るのは楽しいのですが
結局、何も買えず・・・。
駅から結構歩いたし、ちょっと時間がもったいなかったかな~。
気を取り直して、お昼ご飯を食べに行く事に。
こちらは、釜山名物のデジクッパ ( カルビクッパの豚肉版 ) の
お店が集まる西面デジクッパ通り。
通りに面して大きなお釜がどぉんと置かれていて
中では美味しそうなスープがぐつぐつと湯気を立てています。
こちらの有名な店はとても人気があり、行列が出来ていたので
あっさり諦め、並びにある他のお店に入りました。
カジュアルな店内。
テーブルの真ん中には、お水がで~んと置かれています。
周りを見回すと、付近のサラリーマンらしきお客さんばかり。
サラリーマンに人気のあるお店にハズレなし
という事で、これは期待できそうです。
メニューは日本語併記。
ちょっとフシギな表現もありますが
ちゃんと意味は分かります。
一番、オーソドックスな物を注文。
韓国らしく、クッパの中央には山盛りの
コチュジャンが乗っています。
混ぜて食べるのが正解だと思われますが、
辛いのが苦手なので、全て取り除いてしまいました !
ごめんなさい・・・。
もちろん、コチュジャンなしでもデジクッパは
とても美味しかったです。
食後は再び海鮮市場付近に戻りました。
この辺りは、雰囲気が雑然としていて、
思いがけないものに出会う楽しさがあります。
ぶらぶら歩いていると、
屋台が沢山集まっている一角を発見。
スナックからお菓子まで、かなり色々な種類の物を売っています
その中で、ひときわ長い行列で目立っていたこちらのお店。
思わず並んでしまいました。
待っている間に、作り方を観察。
まず、ドーナツのタネのような物を油に入れ・・・
焼き色が付くまでギューギュー押して揚げ焼きにして・・・
出来上がったら、真ん中をハサミで
豪快にチョキチョキ・・・
そして、松の実やヒマワリの種 など、
健康に良さそうな種をぱんぱんに詰めたら・・・
出来上がり !
アツアツを紙コップに入れて渡してくれるので
歩きながら食べることが出来ます。
こちらは、「シアッホットク」という名だそうで、
もち米を材料に、マーガリンやバターで香ばしく揚げ焼きにした
ホットクに数種類の種を詰めたお菓子。
いやぁ、韓国にはまだまだ美味しいものが沢山ありますね !
※※※
その後、韓国のりを購入し帰船。
スーパーに行き、デジクッパとシアホットクを食べただけで
終わってしまったような気もしますが、まぁいいっか。
2018年 ダイヤモンド・プリンセス 夏祭り & 釜山クルーズ ( 4 / 7 ) [クルーズ]
中一日、終日航海日を挟み・・・
この日の寄港地は鳥取県の境港。
こちらは、かの有名なゲゲゲの鬼太郎の作者
水木しげるさんの出身地。
特に有名なお祭りなどもなく、港自体は大きくないようなので
観光には、それ程期待せずに下船。
境港一番の観光地、水木しげるロードに向かいます。
趣のあるレトロな街並みが続く、水木しげるロード。
電気屋さんの看板。
「ステレオ・ラジオ・カセッター」の文字が
時代を感じさせます。
こちらもレトロなかき氷機。
履物屋さんの正面には、鬼太郎のイラスト入り
特大サイズの下駄が・・・。
道の両側には、鬼太郎や妖怪のオブジェが沢山並んでいました。
こちらも鬼太郎の下駄。
フツーサイズです。
なんかヘン ( 失礼 ! ) な妖怪。
何と、マンホールの蓋も鬼太郎 !
街路灯は猫娘 ( 他 )。
そして、お手洗いの案内までゲゲゲ尽くし。
どう考えても、コンセプトがハッキリしている
水木しげるロード。
通りの全てが見事に水木しげる一色で
ゲゲゲの鬼太郎の知識なく歩いていても
とても楽しいです。
お土産とは全く関係なさそうな
こんなお店まで鬼太郎グッズを販売していました !
買おうかどうしようか、かなり迷った
目玉おやじ水 ( ミネラルウォーター )。
かなり目立ちそうなので、止めておきました・・・。
「ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会」という
最高に楽しそうな企画を発見 !
( しかも、なんと20回目 ! )
イラストが又いいですねぇ~。
いったい誰がこんなシュールで面白い
企画を思いついたのでしょうか !?
尊敬します。
そして・・・参加したい !!!
平井鳥取県知事の「スタバはないがスナバはある。」
発言で有名な、すなば珈琲も発見 !
でも、残念ながらお休み。
水木しげるロードを楽しんだ後は、お昼ごはん。
海岸通り沿いにあった和食店で海鮮丼と・・・
焼き牡蠣を堪能。
クルーズ中は、下船するたびに
美味しい海産物が食べられて嬉しいです。
お腹も膨れたので、ここらで帰船。
デッキに出ると、近くにコスタの船が停泊していました。
失礼ながら、全く期待していなかった境港。
予想に反して、ものすごく楽しんでしまいました。
次回は、ゲタ飛ばし大会かな~。
2018年 ダイヤモンド・プリンセス 夏祭り & 釜山クルーズ ( 3 / 7 ) [クルーズ]
翌日の寄港地は青森。
快晴で気持ちのいい朝です。
青森の夏といえば「ねぶた祭」。
この日もねぶたの為に入港致しましたが・・・
やっぱり、最初に名物堪能 !
こちらは、ホタテ貝焼き味噌( かやきみそ )。
ホタテの貝殻に、だし汁で味噌を溶かし
卵や帆立、その他の具を入れて煮たもの。
これがどーしても食べたくて、
メニューにあるお店を必死で探しました。
探した甲斐有り、とても美味しかったです。
更に定番の焼き帆立。
帆立三昧でしあわせ・・・。
さて、そろそろ本来の目的に戻らなければいけません。
ねぶた祭は毎年8月2日~8月7日に行われるそうで
この日は、お祭りの最終日。
スケジュールも毎年決まっていて
最終日には、昼間に大型ねぶたのパレードがあり
夜にはねぶたの海上運行と花火大会が行われます。
・・・というわけで、早速パレードを見に行くことに。
目抜き通りに行くと、既に道の両側にパレードを待つ人の
人垣が出来ていたので、人込みを避け、
パレードの終着地点近くに移動。
道幅が広く、人も少な目だったので、ねぶたの全体像
を見る事が出来て嬉しい。
道路脇の空いている場所に腰を下ろすと、
迫力満点の大きなねぶたが、どんどんやって来ました。
お天気も良く、気温も高かったこの日、
パレード参加者はとっても暑そう。
こ~んなに大きなねぶたを
わっしょいわっしょいと運ぶだけでなく・・・
パレードの途中、見せ場を作りたい時や進行方向を変える時には
人力で重ーい山車をまるで魔法のように
ダイナミックにくるくると回転させる担ぎ手たち。
加えて、この外観の躍動感 !
いやぁ、ねぶたって
本当に迫力がありますね~ !
中には、こ~んなねぶたも。
可愛い。
興味は尽きませんが、次に行ってみましょう。
・・・という事で、移動後のこちらは
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の内部。
船内に列車の車両がど~んと入っているサマはなかなか壮観です。
エンジンルームと・・・
総合制御室。
どちらも当時のまま残されています。
暑い中、ずーっと夢中でねぶたを見ていたので
全く光の当たらない、涼しい室内に
入るとホッとします。
その後、ねぶたの海上運行と花火大会に備えて帰船。
海岸から見学するオプショナルツアーも
有りましたが、花火終了後、
気ままに、そのまま寝る事も可能な
船室のバルコニーから眺める事にしました。
ワインをちびちび飲みながらバルコニーに座っていると、
段々いい感じに日が暮れていきます。
たまには、こんな花火見物も良さそう。
そしていよいよ、花火大会が始まりました !
海上には、ねぶたの姿も。
近くで見る花火も迫力があっていいですが、
対岸で見る花火も漆黒の海上にパッと広がる
鮮やかな色が冴えて綺麗。
とても良いです。
思いっきり、ズームで撮ってみました。
こちらも、花火に負けず劣らず華やかで綺麗。
う~ん、やっぱりねぶたは
夜に見るのがイイですね~。
今回のメインパレードは昼間だったのでちょっと残念・・・。
なにはともあれ・・・
楽しい1日でした !